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劇団綾船 平良進・平良とみ しまくとぅば講座
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劇団「綾船」について
『しまくとぅばは島の宝』
沖縄でもしまくとぅばがどんどん消えていくのが、沖縄芝居の舞台に立っているとひしひしと感じられます。
沖縄は「芸能の宝庫」といわれて注目され、沖縄経済にも島おこし(地域振興)にも大きく貢献しています。
もし、ウチナーグチ(しまくとぅば)がほろびてしまったら、沖縄の音楽も舞踊も祭りも沖縄の文化や社会の土台までもガタガタになってしまうのではないでしょうか。
方言にはそれほど大きな力があると思うのです。
ウチナーグチが難しいのは島々や村々によって言葉がずいぶん違うからです。
共通語というのがあるのかないのかはっきりしないために芝居言葉が共通語の代用をしているのだと思います。
戦前も戦後も沖縄芝居の一座は沖縄全域を巡回公演しますから、沖縄芝居で使われる言葉ほど、地方でも通用するわけです。
綾船のワークショップでも、芝居言葉(しまくとぅば)を使ってウチナーグチの基本を教えています。
いつ、どこで、誰に向かってどんな言葉づかいをするかは、なかなか理屈では説明しにくのですが、これを芝居で見れば一目でわかるわけです。
ですから、沖縄芝居をみて生きた沖縄言葉を覚えなさいと、とすすめています。
しかし、沖縄芝居の後継者不足の問題も出ています。
なんとか沖縄芝居を復興させ、次の世代に生きたしまくとぅばを伝えていくのが、私たち沖縄芝居役者と綾船の大きな役目だと思います。
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